映画で「自然な英語」を学びたい!
教科書通りの英語って、実際にネイティブは使うのかな?と気になったりしますよね。
当ブログでは、おうち英語に使える映画フレーズを紹介しています。
中でも『幸せのちから(The Pursuit of Happyness)』は、父クリスと息子クリストファー親子のリアルな会話がたくさん詰まった名作。
本記事では、日常で使いやすいおうち英語フレーズを5つ厳選してご紹介します!
親子で使える!映画『幸せのちから』の英語フレーズ5選
1. Go get your things.(荷物取っておいで)
「Go get your things」は直訳すると「行って、自分の物を取ってきて」という意味です。
お出かけや幼稚園のお迎えなど、「あなたの荷物を取っておいで」と声をかける際に便利なフレーズです。
クリスは別の場面では “things” ではなく “Go get your stuff” と言ったりもしていますね。
「Go to get your things」と言いたくなる人もいますが、”to” は必要ありません。《 go + bare infinitive(原形不定詞)》は正しい英語構文なので、どんどん使っていきましょう。
応用例:”Go get your toys.” / “Go get your shoes.”
2. Time to get up.(起きる時間だよ)
実際映画の中では、”Time to get up, man” と言っています。
“Time to ~” は、たとえば “It’s time to go.”(そろそろ行く時間だよ) のように、何かを始めるタイミングや、次の行動に移る合図として使われます。文法的には、「time to +動詞の原形」という形で使われ、子どもへの声かけやビジネスシーンなど幅広い場面で応用可能です。
「~する時間だよ」と子どもにもとても分かりやすい声掛けなので使ってみましょう。
応用例:”Time to go home” / “It’s time to eat dinner”
3. “You wanna go play some basketball?”(バスケットボールしに行く?)
直訳すると「バスケットボールしに行かない?」という意味の、友達同士の会話でもよく使われるカジュアルな英語表現です。”wanna” は “want to” の口語形で、”go play” は「(外に)出てプレーする」という自然な英語です。
文法的には正しくは “Do you want to go play some basketball?” ですが、口語では “Do” や “Do you” が省略されることがよくあります。
応用例:You wanna go play outside? (お外で遊ぶ?)
4. “Come on, keep up.”(ほら、ついてきて)
“Come on, keep up.” は、「ほら、ついてきて!」や「がんばってついてきて!」という意味で、相手を励ましたり急かしたりするときによく使われる英語表現です。
“keep up” は「遅れずについていく」「同じペースを保つ」という意味があります。遊びやお散歩中など、リアルな場面で自然に使えるので、覚えやすく英会話力アップにも役立ちます。
応用例:You’re doing great—keep it up! (すごく上手!その調子で続けて!)
5. “You’re missing a shoe”(靴が片方ないよ)
このフレーズは親子の会話ではなく、同僚とのワンシーンです。
(その後別のシーンで息子にも、”Dad, you don’t have a shoe.” 「パパ、靴が片方ないよ」と指摘されていますね。笑)
“You’re missing ~” は「〜を見逃している」「〜が足りない」という意味なので、子どもへの声掛けにもいろいろ応用が利きます。
育児の中で “You’re missing” を使うことで、子どもに気づきを促しながら自然な英語に触れさせることができます。
子どもが何かを見落としているときにやさしく教えてあげられる便利な英語表現なので、積極的におうち英語に取り入れてみましょう。
応用例:You’re missing a puzzle piece.(パズルのピースが1つ足りないよ)
You’re missing a sock!(片方の靴下がないよ!)
おうち英語に映画を取り入れるコツ
- 興味のある映画を楽しむ(一番大事!)
- 気に入ったフレーズを覚える(単語のみでもOK)
- 日常で使ってみる(独り言でもOK!)
まとめ|映画の感動と一緒に、ネイティブの自然な英語が身につく
『幸せのちから』は、おうち英語の教材にもなると同時に親子の関わりの大切さを教えてくれる映画です。
おうち英語に興味があろうがなかろうがオススメしたい、育児でもビジネスでも勇気づけられる名作です。
私は育児で悩んだときに観ると「また頑張ろう」と思えます。
2025年6月末時点ではAmazon Primeで観ることができるので、ぜひ観てみてくださいね。